一方の「ショーツ」も、一筋縄ではいかない。日本の女性用下着売り場において、ショーツといえば「女性用のパンツ(パンティ)」を指すのが一般化している。しかし、スポーツウェアやメンズファッションの文脈では、ショーツは「ショートパンツ(半ズボン)」を意味する。
この二重の意味が、オンラインショッピングでの悲劇を生む。例えば、男性がランニング用の短いズボンを探して「ショーツ」と検索したところ、画面いっぱいに女性用の下着が表示されるといった珍事が発生している。言葉の受け手と送り手の間で、認識のズレが常態化しているのだ。