テレビの企画として始まったこの試みは、いまや全国の自治体が予算を投じる環境政策の一環となった。泥まみれになりながらブルーギルやカミツキガメを捕獲する光景は、週末の風物詩から、地域コミュニティを再構築するプラットフォームへと変化している。参加する若者たちの意識も高い。彼らにとって、これは単なる泥遊びではなく、地球規模の生物多様性保全に直結する「草の根のアクション」なのだ。
行政と大学の研究機関がタッグを組むケースも急増している。捕獲された生物のデータは即座にデータベース化され、日本国内の外来種分布マップの更新に貢献している。一過性のイベントで終わらせないための、持続可能な仕組み作りが結実しつつある。