日本のドラマ史を振り返る上で、元タカラジェンヌの貢献は無視できません。天海祐希さんや黒木瞳さん、真矢ミキさんといった面々は、退団から数十年が経過した今もなお、第一線で主演を張り続けています。彼女たちに共通するのは、圧倒的なオーラと、現場を引っ張るリーダーシップです。特に刑事モノや医療ドラマなど、強い女性像が求められる作品において、元男役トップスターたちの存在感は群を抜いています。
一方で、檀れいさんや野々すみ花さんのように、しとやかでありながら芯の強い女性を演じ分ける娘役出身の女優たちも、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)や大河ドラマにおいて欠かせないスパイスとなっています。彼女たちが画面に現れるだけで、作品全体の品格が一段階引き上げられるような感覚を覚える視聴者も少なくないでしょう。