かつて米HBOが手掛けた大作ドラマ『ザ・パシフィック』は、太平洋戦線の惨状をリアルに描き出し、世界中で大きな反響を呼んだ。しかし、同作で描かれた戦場は主にガダルカナルやペリリューであり、巨大な地下要塞化を果たしたラバウルの知られざるドラマは長年スクリーンから取り残されていた。
今、世界の映像制作・メディア産業はこの新たな発掘成果に強い関心を寄せている。密林の地下に築かれた巨大都市と、そこに閉じ込められた日米双方の兵士たちの葛藤は、フィクションを超える圧倒的なリアリティを秘めているからだ。ハリウッドのトッププロデューサーらが現地視察を行ったという情報も現地メディアで取り沙汰されている。