決勝戦をはじめとする上位対決において、勝敗を分けた最大の要因は「ファーストサーブの確率」と「前衛のポジション取りの駆け引き」にありました。現代のソフトテニス界では後衛のシュートボールの球速が格段に向上しており、単なる打ち合いではポイントを奪いきれません。
優勝を果たしたペアは、相手レシーバーのボディを突く厳しいサーブで体勢を崩し、浮いたリターンを前衛が確実に仕留めるパターンを徹底していました。特にカウントG3-3のファイナル局面で見せた、相手の意表を突くサインプレーとストレート展開への果敢なアタックは、実業団ならではの練度の高さを証明しています。
敗れたペアも粘り強いディフェンスと深い中ロブで対抗しましたが、ここ一番でのセカンドレシーブ攻撃に圧力をかけられ、わずかなコースのズレが明暗を分ける結果となりました。