ターミナル周辺の景観は、いまこの瞬間も塗り替えられ続けている。インフラの維持と深化を担う東日本旅客鉄道株式会社は、駅周辺エリアの価値を高める都市再開発を次々と結実させている。特に八重洲口側に誕生した超高層複合ビル群や、日本一の高さとなるタワー建設を含む「Tokyo Torch」街区の整備は、首都のグランドデザインを根本から変えつつある。
一連の構造改革は、海外の映像メディアがこぞって取り上げる『都市再開発ドキュメンタリー』の絶好の題材となった。単なるビル建設にとどまらず、地下ターミナルの完全バリアフリー化や、地震などの大規模災害時における帰宅困難者受け入れ機能の強化まで包含する。都市機能の強靱化と賑わいの創出を同時に推し進める先鋭的な手法は、国際都市・東京の未来像を力強く提示している。