服についたガムを生地を傷めず剥がす裏技!素材別の決定版対処法の特集記事を解説します。最新トレンドが詰まっています。
衣服の素材特性を無視した処置を行うと、ガムは取れたものの色落ちや生地の溶解、取れない油ジミといった二次被害を招くことになります。衣類ごとの正しい処置法と諸条件を客観的に比較・検証しました。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価氷・保冷剤(冷却法)所要時間:10〜15分
コスト:実質0円
生地への攻撃性:ほぼ無害全素材対応可能
付着初期に推奨失敗リスクが最も低い第一選択。表面に残った塊を除去するのに最適。冷却スプレー法所要時間:約30秒〜1分
コスト:500〜1,000円前後
表面温度:-30℃以下ダウンジャケット・厚手生地
外出先での緊急処置水濡れを嫌うアウター類に有効。即効性は抜群だが吸入や凍傷に注意。消毒用エタノール法所要時間:5〜10分
推奨濃度:76.9〜81.4vol%
油ジミ発生率:0%綿・デニム・ポリエステル
(革・絹・毛は不可)油ジミを残さず繊維奥の残留物を溶かすのに最適。汎用性が極めて高い。サラダ油・植物油法所要時間:15〜20分
ガム溶解力:極めて高水準
中性洗剤による後処理必須綿Tシャツ・作業着・ジーンズ
(水洗い可能な厚手衣類)強力だが油ジミ抜きの手間が必須。ドライクリーニング専用服には不向き。プロのクリーニング所要日数:3〜7日
成功率:95%以上
専用溶剤(テトラクロロエチレン等)基本料金+染み抜き代
(相場:1,000円〜3,500円)カシミヤ・シルク・ハイブランド品は自力で触らず最初から委託するのが賢明。
特に問い合わせが多いのがダウンジャケット ガムの取り方です。ダウンジャケットの表地によく使われる極薄のナイロンや高密度ポリエステル生地は、油分を吸着すると輪ジミが半永久的に残る危険があります。さらに羽毛部分に溶剤が浸透すると保温性が損なわれるため、ダウンに対しては油や除光液は厳禁であり、「氷や冷却スプレーで完全に硬化させてから弾き飛ばす」処置が唯一の正解となります。
対照的に、生地が頑丈なデニム ガム 染み抜きにおいては、多少の摩擦に耐えられるためエタノールをたっぷり浸した綿棒や歯ブラシを使って繊維の隙間からガムを掻き出すアプローチが極めて有効です。ただしデニム特有のインディゴ染料はアルコールによって色落ちすることがあるため、強く擦りすぎず裏当て布をして叩き出す丁寧さが求められます。