地元のファッションビル「秋田フォーラス」にあったアパレルショップ。そこで働いていた10代の彼女は、すでに界隈で噂の的だった。「とにかく群を抜いて可愛い店員がいる」――噂は口コミで広がり、彼女目当てに服を買いに来る中高生や地元の若者が絶えなかったという。
当時の彼女を知る関係者は振り返る。「特別なメイクやドレスアップをしていたわけではない。普通のカジュアルな服を着て店頭に立っているだけで、周りの空間だけパッと華やぐような独特の空気感があった」。商売繁盛の看板娘どころか、一種の地域的現象と化していたのだ。