色彩心理学において、青は副交感神経を刺激して脈拍や呼吸数を落ち着かせる「鎮静効果」を持つことが実験的に実証されています。時間を短く感じさせる効果(タイムディストーション)や、食欲を抑制する効果がある一方で、知的・論理的な思考を促進する働きがあります。
企業ロゴに青が多く採用される理由は明確です。大手IT企業(Meta、旧Twitter、Intel)やメガバンク、保険会社が青を基調にするのは、「誠実・安全・先進性」を無意識下に刷り込むためです。衝動買いを誘発する「赤」とは対照的に、長期的なリピートや高額な契約を求めるビジネスモデルにおいて、青は最も費用対効果の高い色彩戦略と言えます。