もしオフィスや家庭で、他人の親展封筒をうっかり開けてしまった場合はどうすべきか。隠蔽や破棄は最悪の選択肢である。誤って開封した担当者は、即座に封筒の口をテープ等で再封し、開封した日付、時刻、自分の氏名、および「誤開封」である旨を明記したメモを貼り付けて、速やかに本来の受取人へ謝罪とともに手渡さなければならない。
組織におけるコンプライアンスや情報セキュリティの観点からも、誤開封の放置は致命的なリスクを生む。個人情報や企業秘密の漏洩に直結するため、自社のセキュリティインシデント報告ルートに従い、迅速かつ透明性の高い報告を行う姿勢が求められる。ミスそのものよりも、その後の組織的対応こそが問われる時代だ。