だが、光が強ければ影も濃くなる。前略プロフィールが社会問題化した背景には、あまりにも無防備な個人情報の開示があった。「地元」「学校名」「彼氏・彼女の写真」「本名の一部」までもが、誰でも閲覧できる状態でネット上に晒されていたのだ。
「前略プロフィール 黒歴史」という言葉が定着したのも、大人になってから自身の過去の痛い発言や写真を発見し、悶絶する元・利用者が相次いだためだ。掲示板での誹謗中傷や、不審者によるコンタクトといったトラブルも急増し、学校現場での閲覧制限やネットリテラシー教育の必要性が議論されるきっかけとなった。