タレントとしての顔に加え、狩野英孝にはもう一つの極めて重要な顔が存在します。それが、地元である宮城県栗原市にある櫻田山神社(さくらださんじんじゃ)の神主としての姿です。
櫻田山神社は約1500年の歴史を持つ由緒ある古社であり、狩野はその第39代宮司の家系に生まれました。2012年に神主資格(正階)を取得し、芸能活動の合間を縫って神職としての務めを果たしています。特に年末年始や例大祭の時期には、白い神職装束に身を包んで境内でお祓いやお札の授与を行う姿が恒例となっています。
東日本大震災で被災した実家の再建に尽力し、過疎化が進む地域のPRにも貢献している彼の姿は、地元住民からも深く尊敬されています。「芸人と神職」という一見相反する二足のわらじを誠実に履きこなしていることが、彼のタレントとしての深みと信頼感を強固にしています。