世の男性がジムに通い詰め、過酷なウエイトトレーニングを重ねて手に入れるような筋肉を、平野さんはどのようにして手に入れたのでしょうか。その答えは、テレビ番組などでも度々語られてきた「筋肉がつきやすすぎる天性の体質」にあります。
本人が過去に明かした有名なエピソードとして知られるのが、「筋トレをするとすぐに筋肉が肥大化してしまうため、あえて筋トレはしない」「電動歯ブラシを使わずに手で歯を磨くだけで腕に筋肉がついてしまう」という驚愕の告白です。一見するとユーモアあふれる冗談のように聞こえますが、運動生理学の観点から見ても非常に理にかなった背景があります。
平野さんは幼少期から本格的なダンスをはじめ、水泳や体操など全身を使う運動に親しんできました。成長期に培われた基礎運動能力に加え、瞬発力を司る「速筋繊維」の割合が極めて高い体質であることが推測されます。意識して重いバーベルを持ち上げなくても、日常の動作や全力のダンスリハーサルそのものが極上のレジスタンストレーニングとして機能してしまうのです。