ドラマの魅力を語る上で絶対に外せないのが、敵対するキャラクターたちのあまりに過剰な演劇的パフォーマンスだ。特に香川照之演じる大和田常務や、片岡愛之助演じる黒崎検査官の存在感は、なんJ住民にとって最高の「オモチャ」となった。
大和田常務の土下座シーンや、机を叩いて声を荒らげる仕草、黒崎の独特なオネエ言葉と急所を掴むアクション。これらは放送と同時にアスキーアート(AA)化され、数え切れないほどの改変コピペを生み出した。視聴者が真面目にドラマに感動する一方で、なんJでは「いかに面白がるか」という二次創作的な競技が行われていたと言っても過言ではない。