蓮見喜昭氏の人生は、まさに予測不可能な物語です。10代でアメリカへと渡った彼は、野球関係の仕事に携わっていました。多くの若者がアメリカンドリームを追い求めた時代、彼もその一人でした。
しかし人生の転機は突然訪れます。
アメリカでの生活の中で、蓮見氏はワインという飲み物の奥深さに魅了されていきました。カリフォルニアのワインカントリーを訪れたのか、あるいは友人との何気ない食事の席でグラスを傾けたのか。そのきっかけは定かではありませんが、野球という情熱の対象が、徐々にワインへと移り変わっていったのです。
2005年、蓮見氏は大きな決断を下します。長野県東御市への移住です。この選択は決して偶然ではありませんでした。東御市は、標高や気候条件がワイン用ぶどうの栽培に理想的な環境を備えていたのです。