ブランドの世界的飛躍を語る上で欠かせない歴史的転換点がある。クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』で、主演のユマ・サーマンが黄色いトラックスーツに合わせて着用したあの鮮烈な一足だ。スクリーンの衝撃は世界中を駆け巡り、日本の伝統的ブランドは一躍グローバルなアイコンへと昇華した。
かつてのスポーツシューズという枠組みを完全に脱却し、現在では世界最高峰のラグジュアリー・スニーカーとしての確固たる地位を築き上げている。プレミアムなレザーの質感や計算し尽くされた美シルエットは、ハイブランドのモード服とも見事に調和する。