NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)において、沖縄出身俳優の起用はもはや名作誕生の必須条件となっています。『ちゅらさん』や『ちむどんどん』といった沖縄を舞台にした名作はもちろんのこと、全国各地を舞台にした朝ドラでもその確かな演技力が物語を支えてきました。
たとえば『エール』に出演した佐久本宝さんは、主人公の弟役として複雑な葛藤を抱える青年を瑞々しく演じ、お茶の間の涙を誘いました。また、満島真之介さんも『梅ちゃん先生』をはじめ数々のNHKドラマで鮮烈な爪痕を残しています。
一方で、国内のドラマ枠にとどまらず、海外へと活動領域を広げるグローバルな系譜も見逃せません。モデル出身の尚玄さんは、早くから単身アメリカへ渡り演劇を学びました。彼の代表作であるブリランテ・メンドーサ監督作品『GENSAN PUNCH』をはじめ、多数の海外合作映画への出演歴は、日本の若手俳優たちに新たな道筋を示しています。