JR四ツ谷駅から徒歩数分。都会の喧騒を感じさせない緑に包まれたキャンパスは、学校法人雙葉学園の歴史の深さを物語っている。同校のルーツは1875年、フランスから来日した修道女マザー・マチルド率いる「幼きイエス会」の修道女たちが、身寄りのない子供たちのために開設した私塾にさかのぼる。
日本有数のカトリック系ミッションスクールとして、「徳においては高潔に、愛においては真実に」という標語を掲げる同校。この教えは、単なる宗教的訓話ではなく、日々の学校生活全般に深く浸透している。皇室の歴史に新たな風を吹き込んだ皇后雅子さまをはじめ、国際機関や文化・経済の第一線で活躍する卒業生を多数輩出してきた背景には、自己の能力を社会や他者のために役立てるという一貫した人間教育が存在する。