「努力は夢中に勝てない」の元ネタとは?圧倒的な差がつく心理学の真相

「努力は夢中に勝てない」の元ネタとは?圧倒的な差がつく心理学の真相

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「努力は夢中に勝てない」というフレーズは、誰か一人の現代人が生み出した単独のコピーではなく、東洋哲学の最高峰である孔子の『論語』雍也(ようや)篇に記された一節が起源とされています。

『論語』には、次のような極めて有名な言葉が残されています。

「子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず(知之者不如好之者、好之者不如楽之者)」

この教えをわかりやすく意訳すると、「対象について単に知識を持っている人は、それを好きな人には敵わない。そして、それを好きな人も、心から楽しんでいる人には敵わない」という意味になります。紀元前の時代から、知識や義務感による取り組みよりも、「楽しむ境地」に至った人間が最も強いという真理が見抜かれていました。

現代の日本においてこの言葉が再び脚光を浴びた背景には、作家の乙武洋匡氏によるSNS上での発信や、将棋界で前人未到の記録を更新し続ける藤井聡太氏、数々の金字塔を打ち立てたイチロー氏など、超一流のプレイヤーたちが異口同音に「努力という感覚はなく、ただ好きで夢中だった」と語った影響が大きく関係しています。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。