先月来、NHKニュースをはじめとする各種メディアが報じた連続薬物混入疑惑は、日本全国の保護者を震撼させた。公園や学習塾、さらには学童保育施設といった本来「安全」であるはずの場所で、飲料や菓子に薬物が入れられる事件が相次いだためだ。
刑事事件報道においては、従来の見守り活動では防ぎきれない巧妙な手口が明らかにされつつある。容疑者が被害者の警戒心を解きながら、一瞬の隙を突いて無色無臭の液体を混ぜ込む手口は悪質を極める。子供自身が気づかぬうちに摂取してしまう危険性が高いため、行政や地域防犯のあり方そのものが問われている。