泥酔会見の真相と知られざる裏側|ローマG7の悲劇と現在の再評価に迫る

泥酔会見の真相と知られざる裏側|ローマG7の悲劇と現在の再評価に迫る

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歴史的な騒動となった現場は、世界中がリーマン・ショック後の世界同時不況の混乱期にあった2009年2月14日のローマでした。G7の全日程終了後、中川昭一財務相と白川方明日銀総裁が並んで臨んだ共同記者会見において、異変は冒頭から誰の目にも明らかでした。

会見場に現れた中川氏は、着席直後からまぶたを重そうに閉じ、時折頭をガクリと揺らすなど明らかに意識がもうろうとしていました。記者の質問に対し、かすれた呂律の回らない声で「……えー、まあ、あの……」と途切れ途切れに答弁。さらに、白川総裁に向けられた政策金利に関する質問にまで割って入り、「金利については、えー……」と的外れな発言を重ねました。

会見時間はわずか10分程度でしたが、その映像のインパクトは凄まじいものでした。日本国内の主要ニュース番組はもちろん、米CNNや英BBCなどの海外メディアでもトップニュースとして繰り返し放映され、「日本の財務大臣が公の場で泥酔した」という衝撃的なトピックとして世界中を駆け巡ることになったのです。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。