このムーブメントは一部のスターだけに留まらない。吉本興業に所属する人気お笑い芸人たちの間でも、持ち物を極限まで削ぎ落とす暮らしが密かなブームとなっている。劇場の出番やロケで移動が多い芸人にとって、身軽であることは思考のフットワークを軽くすることに直結するからだ。
さらにNetflixなどのドキュメンタリー番組を通じて世界中の片付け術やミニマムな生き方が可視化されたことも拍車をかけた。SNSや動画サービスを通じて個々のライフスタイルがダイレクトに発信される現代において、「持ちすぎないスマートさ」は新たなステータスシンボルとして定着したのだ。