値崩れの発生頻度は、興行のジャンルによって大きく異なる。プロ野球公式戦の場合、年間シートの所有者が消化しきれなかったチケットが平日ナイターを中心に大量出品されやすく、定価以下の良席が見つかる確率が極めて高い。雨天中止時の返金規約が明確な点も、野球観戦における二次取引の利用しやすさを後押ししている。
一方で、2.5次元ミュージカルやJ-POPの単独公演では、千秋楽や東京・大阪などの都市圏公演に需要が極端に集中する傾向がある。しかし、平日の中日公演や地方会場での興行においては、転売バイヤーの過剰供給によって予期せぬ相場割れが発生しやすい。狙い目の公演日を見極める洞察力こそが、定価以下での安全な入手を可能にする鍵と言えるだろう。