毎朝の放送を締めくくり、あるいは爽やかにスタートさせたのが、桑田佳祐による主題歌『若い広場』だ。昭和の歌謡曲やフォークソングの匂いを漂わせつつ、現代的なポップスとして昇華されたこの楽曲は、ドラマの世界観と完璧にシンクロしていた。
合唱を思わせる温かなコーラスワークと、誰もが口ずさめる親しみやすいメロディ。ドラマのオープニング映像で描かれたミニチュアの世界観とも相まって、放送当時はもちろん、放送から数年が経った現在でも、この曲を聴くだけで一瞬にして『ひよっこ』のあの空気に引き戻される。音楽と映像、ストーリーが見事な三位一体となった稀有な例と言えるだろう。