給食に関する保護者の関心は高い。多くの保育園では「給食だより」を毎月発行し、献立の意図や食育活動の報告を行う。人気メニューのレシピ公開も好評だ。「家でも同じ味を再現したい」という保護者の要望に応える取り組みである。
給食費の設定は園によって異なる。認可保育園の場合、3歳未満児は保育料に給食費が含まれることが多い。3歳以上児(幼児教育無償化対象)は、主食費と副食費を合わせて月額4,500〜7,000円程度が一般的だ。自治体によっては副食費の一部を補助する制度もある。
食材費の高騰は保育園経営の大きな課題だ。限られた予算内で栄養価を維持するため、栄養士は毎日のように食材価格をチェックし、代替食材を検討する。業務用食材の共同購入や、地域の食材支援プログラムを活用する園もある。
献立表の活用と家庭との連動
月初に配布される献立表は、家庭での食事計画にも役立つ。保育園で魚料理が出る日は家で肉料理、園で和食なら家で洋食といった具合に、1日トータルで栄養バランスを考える保護者も多い。
「給食メモ」欄には、食材の栄養情報や旬の食材の豆知識、子どもが好む味付けのコツなどが記載される。これを読むことで、保護者自身の食に関する知識も深まり、家庭での食育に活かせる。