年齢を重ねることに対する恐怖や抵抗感を一切感じさせない点も、彼の大きな特徴である。目元のシワや醸し出されるリアルな生活感を隠すことなく自然体で表現に活かす姿勢は、むしろ彼の渋みとダンディズムをより一層際立たせている。
若き日の尖った色気は、歳月を経て深く芳醇な男の魅力へと昇華した。生き様そのものが醸し出すオーラは、単なる表面的なメイクや衣装で作れるものではない。彼が画面に登場するだけでストーリー全体に熱量が吹き込まれる感覚は、日本のエンターテインメント界において今なお代わりの効かない至宝と言える。