『魔界転生』に続編はあるのか?原作のその後と幻の映画化企画を徹底追跡

『魔界転生』に続編はあるのか?原作のその後と幻の映画化企画を徹底追跡

『魔界転生』に続編はあるのか?原作のその後と幻の映画化企画を徹底追跡とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

詳細を見る

「魔界転生の続編」という言葉がこれほどまでに人々の記憶に刻まれている最大の要因は、1981年に公開された深作欣二 沢田研二 版(東映・角川春樹事務所提携作品)の伝説的なラストシーンにあります。

炎上する江戸城天守閣で、千葉真一演じる柳生十兵衛が、柳生十兵衛 天草四郎の宿命の対決に決着をつけます。しかし、十兵衛に首を切り落とされたはずの天草四郎(沢田研二)が、自らの生首を両手で掲げ、妖艶な高笑いとともに「怨霊となりて、この世の悪ある限り何度でも蘇るぞ」と言い放って姿を消すという、強烈無比なオープンエンドで幕を閉じました。

当時の映画業界関係者の記録や東映の製作アーカイブによると、配給収入10億5000万円を超えるメガヒットを受け、人々の熱烈な声に押される形で魔界転生 映画 続編となる『続・魔界転生』の企画が正式に進められていました。深作欣二監督の続投も早々に内定していましたが、キャスト陣のスケジュール調整や製作費の高騰、さらには角川映画の次なる戦略シフトが重なり、撮影に入る直前で企画は凍結。幻のプロジェクトとなりました。

映画関係者の証言や当時の映画誌インタビューを振り返ると、深作監督と千葉真一は1978年の大ヒット作『柳生一族の陰謀』から続くダイナミックな時代劇アクションの集大成として本作を位置づけており、続編が実現していれば昭和日本映画史を塗り替える超大作になっていたことは間違いありません。

渡辺 美咲
Author

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。