魔王城の治安と道徳を守る聖職者、レオナール(魔導修道士)。彼の真の凄みは、単なる「苦労人の回復役」にとどまらない複雑なバックボーンにある。普段は魔王タソガレや配下たちの暴走を諫め、城内の法秩序を維持しようと奔走する彼だが、物語が深まるにつれて提示される最新裏設定では、彼の生真面目さゆえの狂気と圧倒的な魔法技術のギャップが色濃く描かれている。
独占情報として判明したエピソードにおいても、彼の過剰なまでの自己犠牲精神と、姫の我儘に翻弄されながらも土壇場で発揮される規格外の魔導スキルが強調されている。真面目すぎるが故に墓穴を掘る姿は、読者の爆笑を誘うと同時に、どこか哀愁を漂わせる独自のエモーショナルな味わいを生み出しているのだ。