受験生が最も懸念する「出口戦略」、すなわち卒業後の進路実績はどうなっているのか。取材で見えてきたのは、生徒の適性に合わせた多様なルートの存在だ。
体育科の生徒は、順天堂大学、日本体育大学、東海大学、国士舘大学といった体育・スポーツ系名門大学への指定校推薦や総合型選抜(旧AO入試)を活用するケースが目立つ。高校3年間で培った全国レベルの実績とスポーツ科学の知見は、大学入試の面接や小論文において極めて強力な武器となる。
一方で普通科からは、日東駒専をはじめとする首都圏の中堅私立大学への進学や、警察官・消防官・公務員を目指す生徒も多い。部活動で培われた礼儀正しさと強靭なメンタリティは、就職試験や公務員採用試験の面接でも高い評価を得ているのが実態だ。