Q1:みかんの白い筋の正式名称は何ですか?
A1:植物学上の正式名称は「アルベド(albedo)」です。ラテン語で「白」を意味する言葉に由来し、外側のオレンジ色の皮「フラベド」の内側にある組織です。筋自体は水分や養分を果実へ運ぶ「維管束(いかんそく)」と呼ばれる器官です。
Q2:白い筋を取るデメリットにはどんなものがありますか?
A2:最大のデメリットは、果肉の数十倍から100倍近く含まれるポリフェノール「ヘスペリジン(ビタミンP)」や、豊富な食物繊維(ペクチン)をすべて廃棄してしまう点です。また、筋を無理に剥がそうとして果肉を傷つけ、果汁や香りを損なうデメリットもあります。
Q3:白い筋が苦いのは残留農薬のせいですか?食べても安全ですか?
A3:農薬による苦味ではなく、植物が自らを保護するために持っている天然のポリフェノール成分(フラボノイドやリモノイド)によるものです。毒性は一切なく、安全性に問題はありません。ネット上の「発がん性がある」という噂も完全なデマです。
Q4:白い筋をできるだけ簡単に取り除く方法はありますか?
A4:みかんのお尻からではなく、「ヘタ(緑色の軸があった部分)」の側から皮を剥く方法が最も効果的です。維管束はヘタに繋がっているため、ヘタ側から外皮を引っ張ると、白い筋が外皮に引きずられて自然に多く剥がれ落ちます。