トランク内部には、単なる防護性能にとどまらない極めて特殊な機材が常備されている。その筆頭が、大統領と同型のアタッチメント付き輸血用血液パックだ。万が一負傷した場合に備え、車内は簡易的な救急救命室としての機能を果たす。また、催涙ガス噴射装置やスモークスクリーン発生装置、ナイトビジョン(暗視システム)カメラも標準装備されている。
さらに、車体下部には爆発物の下部起爆に耐える強化プレートが敷き詰められており、IED(簡易爆発装置)の脅威を無力化する。通信面においても、米軍の最高機密回線や核ボタンの指令システムと常時接続されており、走行中であっても国家の重大決断を下すことが可能な設備が整えられている。