館内でもう一つの目玉となっているのが、1000分の1の縮尺で再現された「荒川大模型」だ。秩父の山奥にある源流から、東京湾へ注ぐ河口までの173キロメートルが、屋外の広大なスペースに精密に再現されている。まるで巨人気分で川の全貌を見下ろすことができるこの展示は、地理的なつながりを直感的に理解するのに最適だ。
ボタンを押すと水が流れ、どの地域にどのような治水施設(ダムや荒川放水路など)があるのかが一目でわかる。東京を守るためにいかに多くの土木技術が注ぎ込まれてきたか、その壮大なストーリーが目の前に広がる。