一方で、すべての容器が冷凍に適しているわけではない。日本清涼飲料連合会や清涼飲料業界の専門家は、冷凍対応と明記されていない一般ボトルの凍結に対して継続的な注意を呼びかけている。特に炭酸飲料の入った容器を凍らせる行為は極めて危険だ。液体から追い出されたガスが狭い空隙に充満し、わずかな衝撃で爆発的な破損を引き起こす恐れがある。
容器の設計を手掛けるプラスチック容器製造業の現場でも、耐冷性や膨張時の応力分散を考慮した専用ボトルの開発が進む。一般的なPET素材は低温下で柔軟性が低下するため、凍結による変形が復元せず、自立不能になるケースも多い。安全に冷やすためには、製品表示を確認し冷凍専用容器を選ぶか、必ず十分な空隙を確保することが鉄則だ。