巨大なマスメディア産業を支えてきた大手紙のプライドも、背に腹は代えられない状況だ。朝日新聞社をはじめとする全国紙も、地方ブロックでの夕刊休刊や印刷の相互委託(アライアンス)を急速に拡大させている。自社の印刷工場を維持するのをやめ、ライバル紙の工場で印刷を共同化する動きすら、今や珍しい光景ではない。
また、自社サイトだけでなくYahoo!ニュースなどの外部プラットフォームへの依存度とシナジーをどう設計するかも、メディアビジネスの存続に関わる。プラットフォーム経由で若い層との接点を作りつつ、いかに自社有料デジタルメディアへと誘導できるか。新聞各社はかつてない生存競争の渦中にある。