「なくなる」という噂の真実を一言で表すなら、施設ブランドの終焉ではなく、次世代へ向けた「脱皮」だ。旧施設は長年愛されてきたものの、建物の老朽化や敷地利用の効率性といった課題を抱えていた。運営側は目先の補修で茶を濁すことなく、全館を一斉休業させて施設全体を根本から再設計するダイナミックな手法を選んだ。
営業再開に向けたリニューアルの全貌は、従来の物販メインのアウトレット像を鮮やかに塗り替えた。施設名称としての「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」を継承しながらも、敷地面積を旧施設の約1.4倍へと拡張。店舗数も約150店舗規模へと大幅に増床された。単に買い物を楽しむ場所から、海辺の心地よい風と食、アクティビティを一体で楽しむリゾートへと変貌を遂げている。