体に良いイメージが定着している豆乳だが、なぜ一部の人々で逆効果が起きてしまうのか。その最大の理由は、豆乳に含まれる成分と「水分の取り方」のアンバランスにある。
大豆加工品である豆乳には、便のカサを増す不溶性成分が含まれている。元々腸の動き(蠕動運動)が弱っているタイプの人が、十分な水分をとらずに豆乳だけを摂り続けると、腸内で便が水分を奪われて固くなり、かえって排出されにくくなるのだ。
さらに、冷蔵庫から出したばかりの冷たい豆乳を朝一番に一気飲みする習慣も危険だ。冷気が胃腸を急激に冷やすことで腸の血流が低下し、自律神経の乱れとともに蠕動運動が一時的にストップしてしまう。善玉菌を増やそうとして飲んだ一杯が、皮肉にも腸の動きを固まらせる原因になり得るのである。