梁塵秘抄の現代語訳と真相|後白河法皇が今様に狂った理由

梁塵秘抄の現代語訳と真相|後白河法皇が今様に狂った理由

梁塵秘抄の現代語訳と真相|後白河法皇が今様に狂った理由の全貌を詳しく解説してご紹介します。

『梁塵秘抄』という書名は、中国の故事「歌声が見事すぎて、梁(はり)の上の塵(ちり)まで踊り動かした」という伝説に由来します。吉田兼好の『徒然草』第十四段にも「梁塵秘抄の抄出の歌こそ、あはれなる事多けれ」と称賛されていますが、中世以降その全容は失われたと信じられていました。

項目詳細・構成データ歴史的伝来・散逸の経緯編集部の見解・評価本来の規模(全体像)全20巻構成
・本編(歌詞篇):10巻
・口伝集(秘伝・歌唱法):10巻『本朝書籍目録』に記載。室町時代以降、大半が焼失・散逸。歌謡集と実技教本が一体となった中世芸能史の最高傑作。江戸〜近代の残存状況口伝集 巻第十のみ
(約1巻分のみ把握)盲目の国学者・塙保己一編纂の『群書類従』に収録され辛うじて残存。歌詞の実態が不明なため「幻の歌謡集」として神秘化されていた。1911年(明治44年)の奇跡的発見巻第一残簡、巻第二(完全本)、口伝集巻第一を発見国文学者・佐佐木信綱と和田万吉らが旧三池藩主・橘家所蔵本から発見・鑑定。近代日本文学・歴史学に激震を与えた20世紀最大の文献的発見の一つ。現存する歌詞の総数計565首
(巻第一:21首 / 巻第二:544首)全体のわずか数分の一に過ぎないが、平安民衆の肉声が凝縮。現存部分だけでも、平安社会の実相を伝える一級史料の価値を持つ。
池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。