特殊文字の使用を巡り、ユーザー間で最も大きな誤解が生じているのが「ゲームアカウントの停止(BAN)リスク」です。単に可愛い記号を使うだけであれば規約違反になりませんが、特定の文字コードを悪用した場合は明確なペナルティ対象となります。
1. 不可視文字・ゼロ幅スペースの悪用
「名前を空白(透明)にしたい」「他人の人気ネームと全く同じ名前に見せかけたい」という目的で、ゼロ幅スペース(U+200B)やハングル互換字母のフィラー(U+3164)を用いる裏技がネット上で拡散されています。しかし、『荒野行動』や『VALORANT』、『Apex Legends Mobile』などの競技系タイトル運営各社は、透明ネームを「キルログやスコアボードの視認性を妨害する不正行為(エクスプロイト)」と認定しており、定期的なBANウェーブで警告なしの強制改名やアカウント一時凍結を実施しています。
2. 結合文字(Zalgo Text)による端末クラッシュ
文字の上や下に無数のアクセント記号を重ねて表示をバグらせる「Zalgo Text(狂気文字)」は、スマートフォンのUIレンダリングエンジンに極端な過負荷をかけます。チャット欄に流すだけで相手のアプリを強制終了(クラッシュ)させる攻撃手法として悪用されるケースがあり、多くのサービスで投稿禁止ワードやシステムクラッシュ誘発行為として厳しく監視されています。