今回のメガプロデュースを牽引するのは、日本映画界の巨頭である東映と、数々のヒット作を世に送り出してきたフジテレビジョンだ。地上波メディアと映画興行のトップランナーがタッグを組むこの映画制作体制は、昨今のエンターテインメント産業における大きな変化を象徴している。
製作費は従来の邦画の標準をはるかに上回る数億円規模とされ、全編フィルム撮影を敢行。スタジオセットの構築や美術調度品の収集にも膨大な予算が投じられた。国内のエンターテインメント産業が成熟期を迎えるなか、本作は世界市場への本格進出を見据えた strategic な勝負作として位置づけられている。