ネットの掲示板やまとめサイトでは、コイン単価に関する根拠のない誤解が流布しています。ここでは特に代表的な2つの誤解を取り上げ、事実を検証します。
誤解1:「コイン単価が高い台=店が回収するためのボッタクリ台」なのか?
これは明らかな誤解です。ホールの利益率(割数)は台の設定配分によって決まるものであり、コイン単価の高さが直接ホールの「儲けの割合」を決めるわけではありません。むしろ、コイン単価が高い台は台あたりの総売上が大きくなるため、ホール側は利益率を低く設定しても十分な粗利額を確保できます。
つまり、「コイン単価が高い機種ほど、ホールは最高設定(設定6や設定5)を使いやすい環境にある」というのがプロ目線の定説です。薄利多売の構造で高設定を投入できるため、設定狙いの期待値自体はむしろ高くなるケースが存在します。
誤解2:「コイン単価が低い台=誰でも簡単に勝てる安全な台」なのか?
これも危険な思い込みです。低単価マイルド台は確かに「大負け」しにくいですが、それは同時に「低設定を打たされた場合の回収が極めて困難」であることを意味します。一撃のトリガーや大量出玉の跳ね返りが設計上存在しないため、設定1をダラダラと打ち続ければ、右肩下がりのグラフを描いて確実に負けを積み重ねることになります。低単価台ほど、純粋な設定看破技術が問われるシビアな戦場です。