この構造を決定づけた最大のターニングポイントが、2011年にTBS系で放送されたドラマ『美男ですね』のヒットである。主演を務めた玉森裕太と、主要キャストとして脇を固めた藤ヶ谷太輔の存在感は一気に高まり、グループ内におけるフロントメンバーの地位を不動のものとした。ドラマの成功と連動して彼らのメディア露出は急増し、グループの顔としての印象が強く刻み込まれることとなる。
一方で、ドラマのスポットライトを直接浴びなかったメンバーとの間には、パブリックイメージの解離がさらに広がった。北山宏光を含むフロント3人がバラエティやドラマの主役を張る一方で、後列の4人は影に隠れる時間が続き、世間からは「格差アイドル」というレッテルを貼られる苦闘の日々を余儀なくされたのである。