Q1:前職で科研費の応募資格があったのですが、4月に新しい大学へ異動した場合、スタート支援に応募できますか?
A1:前職の機関において「前年秋の公募締切時点でe-Radの応募資格を持っていたかどうか」が厳格に問われます。秋の公募期間中に資格を有していたにもかかわらず申請を行わなかった場合は、応募資格A(新規採用者等)の対象外となる可能性が極めて高いです。ただし、前職で雇用契約がなく資格がなかった場合や、海外の研究機関に在籍していた場合などは対象となります。判断が極めて微妙なため、必ず所属機関の研究支援課を通じてJSPSに事前照会を行ってください。
Q2:産休・育休からの復帰で応募する場合、休業期間の長さに条件はありますか?
A2:前年度において、連続して3か月以上の産前産後休業または育児休業等を取得していたことが一般的な要件となります。所属機関の発行する証明書が必要となりますが、学術的なブランクに対する正当な支援措置として審査されますので、休業による研究の中断理由と、復帰後の研究再開計画を堂々と記述してください。
Q3:研究期間は1年間と2年間のどちらを選ぶべきですか?
A3:特別な事情がない限り「2年間」での申請を強く推奨します。交付決定が秋(10月頃)になるため、1年計画だと実質的に5か月程度で予算執行と成果創出を迫られ、極めてタイトなスケジュールになります。2年計画にしておくことで、初年度に環境整備と予備実験を行い、2年度目に本実験と論文化を進めるという無理のないロードマップを描くことができます。