八丈島のモンスターと対峙する際、タックルの妥協は一切許されない。PEラインは最小でも6号、状況によっては8号から10号を使用し、ショックリーダーは130ポンドから200ポンドを張るのが標準的だ。一見すると過剰とも思える剛具だが、根に擦れれば極太ラインであっても一瞬で飛ぶ。
仕掛けのキモは、破断強度に優れた超高強度ハリスと、貫通力・保持力を兼ね備えた太軸フックの選定にある。ジグは250g~400gの重厚なショート~セミロングを使い分け、激流の中でもしっかりと底取りができるバランスを保つことが求められる。タックル全体の強度がバランスよく保たれていなければ、底切りの第一走りで主導権を奪われ、絶望的な根ズレに見舞われることとなる。