東京都江戸川区に生まれ、幼少期から類まれな芸事の才能を示していた五月みどり。名門・日本コロムビアからの本格デビューを皮切りに、彼女は瞬く間にスターダムへと駆け上がった。陶器のような白い肌、愛嬌たっぷりのえくぼ、そして歌唱中にふと投げかける流し目。当時のメディアを飾った秘蔵グラビア写真は、清楚さと官能性が奇跡的なバランスで同居する「美の完成形」を示している。
現場スタッフを唸らせたのは、その美貌だけではない。過密日程にも弱音を吐かないプロ意識と、カメラが回った瞬間に場の空気を掌握する集中力。関係者が口を揃えて語る当時のエピソードからは、天性のスター気質と貪欲な表現欲が浮かび上がる。