東近江管内は変化に富んだ地形を有しており、季節ごとに注意すべき危険エリアが存在する。登山客に人気の高い御在所岳や雨乞岳などの鈴鹿山脈周辺では、悪天候や道迷いによる遭難事故が絶えない。加えて、夏場にレジャー客で賑わう愛知川流域では、上流の局地的大雨による急激な増水で中州に取り残される事故が頻発している。
山域や水域での救助事案が発生した場合、消防隊だけでなく滋賀県警察の警備課や航空隊との合同捜索隊が即座に編成される。二重事故を防ぐためにも、入山届の提出義務化や河川の警報システムに対する住民側の警戒意識向上が強く求められている。