騒動が表面化したのは2018年1月6日のことでした。警視庁高輪署が、当時都内の自宅マンションで10代の妻に対して腕を噛むなどの暴行を加えたとして、傷害容疑で三橋氏を逮捕したと大手メディア各社が一斉に速報を打ったのです。
テレビ番組のレギュラーコメンテーターやベストセラー作家として広く顔が知られていた人物だけに、「人気経済評論家が逮捕」というヘッドラインは日本中に大きな波紋を広げました。事件当日は自宅内で夫婦間の口論が激化し、妻側が110番通報したことで警察官が駆けつけ、現行犯に近い形での身柄拘束に至ったと報じられています。
警察の取り調べに対し、三橋氏は当初「何も話すことはありません」と供述し、認否を留保していました。メディアでは「家庭内暴力(DV)の実態」といったセンセーショナルな見出しが躍り、長年築き上げてきた論客としての社会的信用は一時的に大きな打撃を受けることとなりました。