近年、車載機器産業が開発する車載用カメラは単なる事故記録の域を超え、社会インフラとしての防犯機能を強く帯びるようになった。常時録画機能や駐車監視モード、広角高画質レンズを備えた機器の普及率は年々高まり、今回のような重大事件における真相究明の切り札となっている。
ドライブレコーダー(車載カメラ)が捉える映像は、客観的かつ改ざんが困難な電子証拠として裁判現場でも極めて高い証拠能力を持つ。走行中の車両が「動く防犯カメラ」として機能することで、監視カメラの死角となりやすい住宅街や山間部での事案解決に大きく寄与しているのが実情だ。