万が一、代用品の準備も間に合わず名刺入れなしで商談に臨まなければならなくなった場合、最も大切なのは「取り繕わずに誠実な対応をすること」です。
挨拶の冒頭、名刺を差し出すタイミングで次のように一言お詫びを添えましょう。
「大変失礼いたします。あいにく本日、名刺入れを切らしておりまして、手前どもからのお渡しのみでご無礼をお許しいただけますでしょうか」
名刺を忘れた・名刺入れがないことを堂々と嘘でごまかすのではなく、丁寧な言葉遣いで非を詫びることで、かえって誠実で謙虚な印象を残すことができます。
受け取った相手の名刺については、そのままテーブルに直置きするのではなく、持参した手帳やノートを閉じた状態で机の左斜め前に置き、その上に相手の名刺を丁寧に載せるのがマナーです。商談終了後は、折れないよう慎重に手帳のポケットやクリアファイルへ収めましょう。帰社後すぐに丁寧なお礼メールを送信すれば、名刺入れの不手際を十分に挽回できます。