時代は変わり、金太郎抱き鯉もまた変化している。
デジタルアートの世界では、伝統的な構図を3Dモデリングで再現する試みが行われている。アニメやゲームのキャラクターデザインに取り入れられることもある。若い世代にとって、金太郎抱き鯉は「クール」で「かっこいい」日本文化の一部として認識されている。
ジェンダーの壁を越えて
かつて金太郎抱き鯉は男性的なモチーフとされていた。しかし現代では、女性が金太郎抱き鯉の和彫りを入れるケースも増えている。「強さ」は性別に関係なく求められる価値となった。
ファッションブランドも注目している。Tシャツやバッグに金太郎抱き鯉をプリントした商品が、若者向けに販売されている。伝統と現代が交差する場所で、この図像は新たな命を得ている。