年末年始における全国のイオングループ各店舗の動向を追うと、他社スーパーが元旦休業を拡大するなか、イオンは「地域のライフライン維持」を掲げて力強い営業体制を継続しています。ただし、利用者が最も注意すべきは「直営売場」と「専門店街」で営業開始時間が異なる二重構造です。
流通大手の営業方針資料および現地取材によると、2026年のイオン元旦営業状況は、総合スーパー(GMS)業態である「イオン」「イオンスタイル」の直営食品フロアにおいて、1月1日(元旦)朝8時00分(一部旗艦店では朝7時00分)からの営業が標準設定となっています。大晦日の12月31日も夜22時または23時までの通常営業を維持する店舗が8割を超えています。
対照的に、アパレルや雑貨、飲食チェーンが並ぶイオン専門店街営業時間に関しては、大晦日に閉店時間を1〜2時間前倒し(20時閉店など)し、元旦のオープンを9時または10時に設定するケースが目立ちます。「食品フロアは開いているが、お目当ての専門店やフードコートはまだ準備中」という時間差トラップに陥らないよう、館内のゾーニングごとの時間差を把握しておく必要があります。